「第25回 松尾由紀子 書の個展」が千歳市民ギャラリーで開かれている。
入口を入ると小さな案内板が立ててある。
2階への階段を上ると会場の表示がある。
階段を上ったところに記名台がある。
階段を上って左手に3点の作品がある。
林の中 霧氷
音 のみこんで 雪
樹氷
くもとあそぶ
くも そら いっぱいに あつまったり ひろがったり
くも
くも 風に のり
くも
くも 風に のり
否だ 便利さの 為に 人が 死ぬ なんて
ここにいる うけとめて ほしい こころ
孫の声に こたえるように 小鳥 さえずり
ひだまりで みつけた 福寿草
あの雪は どこへいった いっせいに 花さく 五月
くろくもの すきまから 陽が のぼる
落葉 カラカラ 風に ふかれ おおよろこびで 孫 おっかける
ぼたんゆき ひらひらと はるの 雪
くも ぷかり ぷかり ならんで ぷかり
谷合の 小さな 沼は 新緑の 樹々 うつし
霧氷の林
ふんわりたまった 落葉を めがけ でんぐりかえって 孫の わらい声
谷合の 川原の 石に 霜がつき つぎつぎつぎつぎ 霜 ついて 満開の 菊のよう 冬の朝
証
この言葉が今回の個展の根っこ と・・・。
氷る 川面に 霜の花
はじける 光 くもは 虹色
くも 風と あそび
かかえ こまないで そっと こころ うちあけて
音 のみこんで 雪
林の中は 霧氷
のびやかに 水仙 風に ゆれ
第25回 松尾由紀子 書の個展
千歳市民ギャラリー 2階
平成29年9月20日(水)〜24日(日) 10:00〜19:00 最終日は16:00まで
170830 身辺整理 山道具
冬山へ行かなくなって久しい。
もうこれからも行かないだろうから、大切にしていた道具を処分することにした。
TUBBSのスノーシューAdventure25である。
低山や裾野の風景を撮影するために用意したのだが、山スキーの方が動きやすいので本番で使うことはなかった。
爪というか歯というのかが付いているが、撮影に適した新雪時での効果はわからなかった。
3月の三段山の頂上直下のカールが氷の壁になっていて登頂を断念したことがきっかけで友人が用意してくれたのだが、その後そういう状態に会わなかったので訓練はしたのだが出番はなかった。
(登山用品の店へ相談に行ったのだが、私の話を聞いて危険だからと言って勧めなかった。)
ピッケルは、GRIVEL モンデローザプラス 75cm
クランポンは、CAMP XLC 390
冬山用に買った、Lowe alpine のAppalachian APS 50リットル+15リットルのザックも手放した。
ツエルト、シート、ガソリンストーブ、アルミスコップ、防寒着などを入れていたが、もうそんな荷物を持つこともないだろうと・・・。
生きているうちに道具を処分させるということは、残された者は楽かもしれないが本人としては戦力外通知を自らするようなもので老いに追い打ちをかけるようで気持ちが萎える。