Cameraと散歩

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140419 社説 教科書是正要求

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’14/04/19の新聞記事

社説 教科書是正要求 目に余る国の強権ぶりー抜粋

保守色の濃い中学校公民教科書を何としても使わせる。
教育への介入を強める安倍晋三政権の意思の反映と受け止めざるを得ない。

教育の自由や自主性、多様性を侵害する政治的圧力に等しい。

政府の意向に異議を唱えた竹富町の姿勢を支持したい。
新学期はすでに始まっており、いま教科書を変えれば授業の混乱は必至だからだ。
文科省はさらに、違法確認訴訟も辞さないと揺さぶりをかける。
違法性を問えないのに、何のための訴訟なのか。
疑問が拭えない。

驚くのは、こうした動きを受け、下村博文文科相が「(1市2町は)自然的、文化的、経済的に一体性がある」と牽制したことだ。
首相の意向を代弁するかのようなこの執着ぶりをどう考えたらいいのだろう。

法にのっとって行われる教科書の採択にこれ以上、国が口を差し挟むことは黙認できない。
地方自治体の権限と主体性は何としても守らねばならない。



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私の疑問
・日本の国家予算で日本国を貶める教育をすることは正しいのか。私学が日本国内で日本国を貶める教育をしても、日本はそれを禁止しないだろう。
国務大臣は,首相の指示で仕事をするのではないのか。
地方自治体の権限と主体性は、国家のそれを超えることができるのか。
竹富町が選択した教科書を出版する会社は、誤った記述を訂正しない会社であることを、この新聞社の社説を書く人は知らないはずはない。社説をもってしてもこう主張する理由は何なのか。