Cameraと散歩

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140522 教育の再生

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14/05/01の新聞のコラムー抜粋

1890年(明治23年)10月30日教育勅語が発布された。
▼「そのまま復活する考えはない」との保留つきながら、掲げる徳目は「至極まっとう。今でも十分通用する」そうだ。衆院委員会で、下村博文文科相が持論を披瀝した(4月26日朝日新聞
▼教育担当相による国会での”勅語評価”は、とんでもない時代錯誤。戦後間もない1948年6月、衆参両院で教育勅語が「排除・失効」となったのを、お忘れか。衆院決議は勅語が「国民道徳の指導原理としての性格を持続しているかのように誤解されている」と指摘した上で、「その根本理念は基本的人権を損なう」とした
安倍政権の「教育再生」とは”過去の言葉”のつまみ食い。子どもには食べさせられない。


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平成24年12月26日閣議決定された基本方針
(http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/2012/1226kihonhousin.html) 3、教育の再生
 人づくりは、国づくり。日本の将来を担う子供たちは国の一番の宝である。子供たちの命と未来を守るため、道徳教育の徹底を始め、統合的ないじめ対策を進めるとともに、公教育の最終責任者たる国が責任を果たせるよう改革を行うなど、教育再生に取り組む。
 これにより、世界トップレベルの学力、規範意識、そして歴史や文化を尊重する態度を育む。