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150110 捏造否定「司法の場で証明」 文春など提訴の元朝日記者 G1

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’15/01/10の新聞記事

捏造否定「司法の場で証明」
文春など提訴の元朝日記者


朝日新聞従軍慰安婦報道に関わった元記者で北星学園大(札幌市)非常勤講師の植村隆氏(56)が9日、自身の記事を「捏造」と批判した週刊文春の発行元、文藝春秋(東京)と西岡つとむ・東京基督教大教授に計1650万円の損害賠償などを求める訴えを東京地裁に起こし、東京都内で記者会見した。


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植村氏は捏造を強く否定し、「司法の場でも証明したい」と語った。
植村氏は、「朝日新聞慰安婦報道を検証した第三者委員会も、捏造していないと認めてくれた」と強調。
提訴の理由について「記者である私自身への批判はしょうがない。しかし、家族への誹謗中傷、脅迫など大学への攻撃は言論の域を超えた犯罪で、被告らの記事や言説が結果的に誘発したと考えた」と説明した。


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会見には札幌の弁護士2人も同席。
植村氏が近く札幌地裁にも同様の訴訟を起こすと述べたが、時期や被告は「まだ確定していない」として公表しなかった。


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植村氏の提訴に、週刊文春編集部は「記事には十分な自信を持っている」、西岡氏は「私が書いていることは憲法が保障する『言論の自由』の中だと思っている。言論同士で論争すればよく、裁判を起こされたのは残念だ」としている。

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訴状によると、西岡氏は週刊文春の昨年2月6日号で、植村氏が1991年に書いた元慰安婦に関する記事について「捏造記事と言っても過言ではない」と批判。
植村氏側は、これらの中傷で名誉が傷つけられたと同時に、触発された人々からバッシングを受け、北星学園大に脅迫状が届くなど、家族を含め人権が侵害されている、としている。



この新聞ではこの記事で初めて元朝日新聞記者の氏名が載りましたね。