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'16/11/27 カストロ前議長死去

161127カストロ死去

'16/11/27の朝刊記事

カストロ前議長死去 90歳 キューバ革命主導

キューバ革命で親米バティスタ政権を倒し、社会主義国家建設を主導したフィデル・カストロ国家評議会議長が25日(日本時間26日午後)死去した。 90歳。
弟のラウル・カストロ現議長が国営テレビで伝えた。


1926年にキューバ東部ビランで、サトウキビ農園主の子として生まれた。
ハバナ大学在学中に政治闘争に参加。
59年にラウル・カストロ氏、アルゼンチン出身の医師チェ・ゲバラらと共にキューバ革命を成功させて首相に就任。
キューバ共産党独裁体制を敷き、76年には国家元首にあたる国家評議会議長に就任した。


医療の無料化、教育の無償化、土地の国有化などを推し進めたが、米系企業の資産接収や国有化に踏み切ったことで、米国との関係が悪化し、61年には国交断絶。
62年にはソ連(当時)の核ミサイル配備を巡り、米ソが核戦争の瀬戸際に立ったキューバ危機が発生した。
90年代は支援国ソ連が崩壊したことで、厳しい経済危機に陥った。