Cameraと散歩

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170817 テーブルタップ

DSCT1055
DENON PMA-1500SEで曲を聴きながらテーブルタップから使っていないブラグを1個引き抜こうとしたら、アンプの電源がバチバチと音を立ててオンオフを繰り返した。

そういえば、チューナーのプラグが熱を持って一部が溶けかかっていたことがあったのを思い出し、このテーブルタップはもう寿命がきていることを悟った。

せっかく買ったアンプが、それが原因で故障したらいけないので、早速電気屋に行って手頃なのを買ってきた。



DSCT1057
製品の箱の裏の説明書の下部に小さく「日本製」と表示してあるのがあったのでそれを買ってきた。
他の製品はおきまりの「Made in China」だった。



“DSCT1059"
箱の上部に目立たなく「Panasonic」と印刷してあった。

中国の鄧小平副総理(当時)が来日した時、大阪の松下電器の工場を見学した際、中国で工場を建設し中国の近代化を手伝ってくれないかと相談役の松下幸之助翁に要請した。

松下電器はそれに応えて中国に工場を建設し、このことにより各国からの工場進出があり中国が世界の工場とまで言われるようになったという。

ところが、2012年に暴徒化したデモ隊がパナソニックの電子部品工場に乱入し工場からは出火したという。

現在も各社の多くの家電製品がMade in China であるが、このテーブルタップは日本製である。

恩を仇で返されたので、パナソニックは中国の工場を閉鎖したのだろう。

世界第2位の経済大国となった中国へ、日本はまだODAとやらを続けているのではないか。