’19/07/18付北海道新聞朝刊11面の記事
日韓両国の問題 解決の努力支援
韓国で米次官補
【ソウル共同】米国務省で東アジア・太平洋地域の外交実務を担当するスティルウェル国務次官補が17日、ソウルで康京和外相ら韓国高官と相次いで会談した。
悪化の一途の日韓関係について、スティルウェル氏は会談後、「同盟国として両国の問題解決に向けた努力を支援する」と記者団に述べた。
スティルウェル氏は、元徴用工訴訟の問題や日本の輸出規制強化による日韓対立などについて、韓国側の立場に関する説明を受けたとし「非常に深刻に受け止めている」と指摘。
「両国が繊細な問題を解決すべきで、その方法がすぐに見つかるよう願う」と述べ、日韓間の歩み寄りが必要との認識を示した。
韓国外務省は17日「米韓同盟の発展の方策と韓日関係を含む地域情勢など多様な関心事について意見交換した」と発表した。
韓国外務省当局者は、中東のホルムズ海峡の安全確保に向けた米国の有志連合構想への協力要請はなかったと明らかにした。
聯合ニュースは、在韓米軍の駐留費負担に関しても議題に上らなかったと伝えた。
190718 日韓両国の問題 解決の努力支援 韓国で米次官補