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150107 元朝日記者の雇用継続 北星大「支援広がった」

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’12/12/18の新聞記事

元朝日記者の雇用継続
北星大「支援広がった」


北星学園大(札幌市厚別区)が、慰安婦報道にかかわった元朝日新聞記者の非常勤講師を辞めさせなければ、学生に危害を加えるなどと脅迫されている問題で、同大の田村信一学長は17日、講師との契約を更改し、来年度も雇用を継続することを正式に発表した。


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田村学長は記者会見で、雇用継続を決めた理由として、「暴力による言論弾圧は許されない、という社会的合意が広く形成されつつある。それが卑劣な行為への一定の抑止力になりつつある」と述べ、雇用打ち切りの方針を明らかにした10月以降、大学支援の動きが広がったことを挙げた。

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学長はまた、「現場の教職員は一定の不安を抱えている」としながら、全国の弁護士たちが脅迫状事件の告発に乗り出したことなどを例に、「行政、警察、弁護士会などの具体的な支援が広がり、リスクが軽減されてきた」との見方も示した。
大学を運営する学校法人北星学園が新たな危機管理体制を整えることも明らかにした。
9月まで脅迫を受けていることを公表せず、結果として学外からの支援が遅れた点については、「反省する側面もあった。今後検証したい」と述べた。


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同大の会見を受け、札幌弁護士会の田村智之会長は「当会は今後とも、脅迫状等の圧力に屈しない北星学園大の姿勢に対して、賛同し、具体的な協力を行ってまいりたい」とのコメントを出した。

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講師は「学生たちとの授業を続けられることが何よりも嬉しい。大学が辛い状況を乗り越え今回の決断をされたことに心から敬意を表する。この決断に応えられるよう、よい授業を行っていきたい」と語った。




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大学側は、講師については「良」とし、「元朝日新聞記者の非常勤講師を辞めさせなければ、学生に危害を加えるなどとする脅迫」を「暴力による言論弾圧は許されない」問題とし、結論を下した。

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このことにより、大学の考え方が鮮明になったことは私にとっては良かった。
朝日新聞は、日本という国家が性奴隷を国策としていたと世界に誤解させた元朝日新聞記者が書いた慰安婦の記事を取り消したが、いまだに執筆した元記者からの発言は報道されてなく口を閉ざしたままとなっている。


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これは思想信条の問題ではなく、「誤った記事」(「捏造した記事」とまでいわれている)であることが明らかになったときに、どう対処するのかということではないか。
それを解決しない人物を講師として契約する組織に疑問を感じる。


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大学を支援しているとしている行政、警察、弁護士会などは脅迫行為に対してであり、元朝日新聞記者を講師として契約する大学の考え方だとは思いたくない。
朝日新聞記者を講師として契約して、受験する生徒が減り、結果として同大の学生数が減少し経営不振に陥った場合、弁護士会などが金銭的にも支援するのであろうか。