6年前に車を取り替えた時、カーステレオにはテーププレーヤーが付いていなかった。
仕方がないので、ソニーのウオークマンにテープデッキから録音してウオークマンの出力をカーステレオのAUX端子に入力することで音楽などを楽しんでいた。
ところが、再生途中で片チャンの音が途切れたり、音が歪んでいたりと不愉快なことが続いていた。
原因は、デッキからウオークマンへの途中の変換コードとプラグアダプターの接触不良であった。
デッキからの出力は、ピンブラグ×2⇨ステレオミニジャックはソニー製品、ステレオミニプラグ中継アダプターはJCVの製品で、どちらも外国製だった。
規格上での問題は発生しないはずだったが、現実としてうまくつながらないのであった。
ソニーとしては、中継アダプターは用意していないので他社製で組み直すしかなく、機会あるごとに電気屋を覗いていた。
JCVケンウッド(旧トリオ)の変換コードCN-140Aと日本ビクターのプラグアダプターAP-119Aを見つけた。
ともにMade in Japan であった。
組み替えた結果、録音のたびにチェックしているがとても安定したものであった。
同じ規格のものが当たり前につながるということは、当然のことなのか、とても素晴らしいというべきものなのか、考えてしまった。
海外で日本製品の信頼が高いというのは、以外とこんなことなのかもしれないと思った。
RICOH CAPLIO GX100
151216 規格品の精度