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161231 釜山に少女像設置

161231少女像設置

'16/12/31の北海道新聞朝刊2面に 釜山から松本創一記者の記事

釜山に少女像設置 市民の抗議受け容認
の見出しでカラー写真

韓国南部・釜山の日本総領事館前の歩道で30日、地元の市民団体が従軍慰安婦被害を象徴する少女像を設置し、固定した。
道路を管轄する釜山市東区は、28日に同じ団体が一時的に設置した際、不法だとして撤去したが、市民の激しい抗議を受け、容認に転じた。
〜と、報じた。


DSCT0291 (1 / 1)

同日付朝刊5面に、同記者の記事

政権機能不全が背景 釜山に少女像 地元に判断丸投げ
の見出し


DSCT0292_1.jpg

韓国第2の都市、釜山の日本総領事館前に新たな慰安婦少女像が設置されたのは、「最終的かつ不可逆的な解決」をうたった慰安婦合意を進める朴槿恵政権が大統領弾劾を受けて機能不全に陥っている現状が背景にある。

安倍晋三首相が元慰安婦への謝罪の手紙を拒否したことなど日本側の態度も、韓国国民の合意に対する拒否感を増幅させている。

〜とした。


釜山の総領事館は、釜山駅近くの市街地にある。
少女像は歩道の石材を剥がしコンクリートで固定された石盤の上に、日本総領事館の建物に向き合うように設置された。
日本政府は、釜山の少女像が設置されないよう韓国側に要求していたが、朴政権の行政掌握力が著しく低下する中、韓国外務省は「地元自治体の問題」と丸投げ。

この日も同省は「政府と自治体、市民団体が外国公館の保護に考慮しながら、慰安婦問題を記憶するのに適切な場所を探すため、知恵を集めることを期待する」と第三者のようなコメントを発表した。

道路を管理する釜山市東区の朴三碩パクサムソク区長は30日、「国家間の問題について、地方自治体の首長が判断できることではない」と設置を容認した理由を鮮明した。

〜などとしている。


161229少女像撤去

'16/12/29北海道新聞朝刊3面に、

釜山に慰安婦少女像 日本総領事館前 警察が撤去
の見出しで松本創一記者の記事が書かれていたが、固定される前に警察と道路を管轄する地元自治体が撤去した。

韓国側の財団は合意時点で存命だった46人の元慰安婦に一人当たり約1億ウォン(約1千万円)の現金支給を開始。 これまでに7割を超える34人が現金を受け取る意思を表明した。

〜などと、報じていたのでブログに載せるつもりはなかったのだが、状況が一転したので記録することにした。