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170202 隊員犠牲なら辞任覚悟 首相、南スーダンPKO巡り

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 隊員犠牲なら辞任覚悟
 首相、南スーダンPKO巡り


の2月2日の朝刊記事の見出しの記事

安倍晋三首相は1日の衆院予算委員会で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣した自衛隊員に死傷者などの犠牲が出た場合、首相辞任の覚悟を持たなければいけないと明言した。

民進党江田憲司代表代行は、秘書官として仕えた当時の橋本龍太郎首相がペルーの日本大使館公邸人質事件の際、日本人に犠牲者が出れば辞任する考えだったと説明。
「もし隊員が殺傷されれば(同様の)覚悟はあるのか。責任を取るか」と問いただした。

首相は「私は最高指揮官だ。そういう覚悟を持たないといけない」と表明した。
〜とある。




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まず、この重大な発言が4面のこの位置にあるということ。
橋本龍太郎元首相が「辞任する考えだった」といつ言ったのかは分からないし、そういう発言があってどのように報道されたかも知らない。

人質になった日本大使館の職員が死亡する場合と派遣した自衛隊員が死亡する場合とを比較しての質問は、妥当なのか。

また、この質疑の前後のやりとりが分からないが、「首相辞任の覚悟を持たなければいけない」と答弁したことは適正だったのか。

自衛隊のどの任務にも危険が伴う。
ことにあたっては、あらゆることを想定して訓練をしても、訓練をしたから万全で死傷者が出ないということは言えないだろう。
訓練中にも事故は発生する。
これが前例となれば、派遣した自衛隊員に死傷者が出るたびに首相は辞任することになるのか。

この記事をどう理解すれば良いのか分からないでいる。


追記
南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣した自衛隊員に死傷者などの犠牲が出た場合、首相辞任の覚悟を持たなければいけないと明言した。

・首相は「私は最高指揮官だ。そういう覚悟を持たないといけない」と表明した。

〜と、ふた通りの表現があるが、どっちが本当なのだろう?