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170411 駐韓大使に韓国不快感

170405駐韓大使


'17/04/05の朝刊一面に「駐韓大使が帰任 3カ月ぶり」の見出しで、
韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置された問題で、対抗措置のため一時帰国していた長嶺安政駐韓大使が4日、ソウルへ帰任した。
近く黄教安ファンギョアン大統領代行と会い、慰安婦問題の最終解決を目指す一昨年末の日韓合意を遵守するよう働き掛ける。

長嶺氏は4日夜、ソウルの金浦空港で報道陣に「早速黄大統領代行にお会いして、日韓合意の実施について強く求めていく」と述べた。

釜山の少女像は移転の見通しが立っていないが、日韓合意を結んだ朴槿恵前大統領が罷免されるなど韓国の政局が大きく動いたため、帰任が決まった。

また、北朝鮮が週内にも、核実験や弾道ミサイル発射などを強行する懸念もあるため、日韓の連携を密にする。
〜とした。




170406北朝鮮ミサイル


4月6日の朝刊一面には、
北朝鮮の挑発警戒 ミサイル発射 政府、失敗の見方も」と題し、
北朝鮮が弾道ミサイルを発射した5日、日本政府は米韓など関係国との連携を取りながら、情報分析を進めた。
弾道ミサイルの高度や飛距離から発射が失敗だったとの見方が広がったが、米国などを揺さぶるため、北朝鮮がさらなる挑発行動に出る可能性も大きいとみて警戒を強めている。

政府は、軍事力行使を含む「あらゆる選択肢」を排除しないとするトランプ米政権の対応が焦点になるとみており、米側との情報共有を急ぐ構え。
菅氏は会見で「米国の『あらゆる選択肢がテーブルの上にある』といった発言は評価している」と述べた。
〜とある。




170407駐韓大使


4月7日朝刊7面中段に
「黄大統領代行と早期面会困難に 駐韓大使に韓国不快感」との見出し

韓国外務省の報道官は6日の記者会見で、ソウルに帰任した長嶺安政駐韓大使が黄教安ファンギョアン大統領代行に面会を求める発言をしたことについて、事前に「両国間で調整されていない状況で対外的に話すのは適切でない」と不快感を表明した。
日本側は今後も調整を続ける方針だが、早期の面会は困難な情勢だ。

報道官は面会の可否について「外交慣例や必要性などを総合して検討し、判断する」と説明。
検討に時間がかかることを示唆した。

長嶺氏が、従軍慰安婦問題の解決を確認した日韓合意の履行を求めるために面会を申し込んでいることから、日韓合意への反発が強い韓国世論に配慮したとみられる。

韓国メディアは、大使と大統領代行では「格が合わない」との見方もあると報じた。

〜と。



駐韓大使が4日に帰任し、北朝鮮が5日にミサイル発射。
政府の、軍事力行使を含む「あらゆる選択肢」を排除しないとするトランプ政権の対応に対する5日の記者会見。

慰安婦像の移転や撤去が少しも進んでいない中での大使の帰任が、朴槿恵前大統領が罷免され韓国の政局が大きく動いたためとしているが、それだけだろうか。