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200530 寄付金流用など否定  慰安婦支援団体前理事長

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'20/05/30付北海道新聞朝刊6面の記事

寄付金流用など否定
慰安婦支援団体前理事長


【ソウル上家敬史】元従軍慰安婦を支援する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の前理事長・尹美香(55)が29日、記者会見し、寄付金の不正流用など一連の疑惑を否定した。

4月の総選挙で初当選した尹氏は30日に国会議員に就任する予定。

検察当局は横領や背任容疑で捜査を進めているが、尹氏には議員の「不逮捕特権」が適用されることになる。




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尹氏は国庫補助金や寄付金の不正流用疑惑に関し「被害者への現金支援を目的に募ったお金を渡したことがないという主張は事実ではない」と主張。

慰安婦向け保養施設を相場の2〜3倍の価格で購入し、仲介者との間で裏取引が行われたとの疑惑に対し「仲介手数料などの名目で金品を支給したことは全くない」と強く反論した。

一方、正義連の寄付金を尹氏名義の個人口座で受け取っていた問題については「安易な考えで行動した」と釈明。

尹氏の父親が保養施設の管理人を務め、今年4月までの6年間で7千万ウォン(約600万円)以上を正義連から受け取っていたことも「誤りで申し訳なく思う」と述べた。




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尹氏は30日から革新系与党「共に民主党」所属の国会議員となる。

現職議員には国会会期中、国会の同意がなければ逮捕されない不逮捕特権が適用されるため、韓国メディアは「事実解明はかなり困難になる」と伝えている。

尹氏は会見で「今後の捜査の過程で、私が担う役割、調査に誠実に臨む」とも語った。




200909--200530徴用工議長案廃案