’08/10/09の朝刊記事から
空自F15が発進
ロ爆撃機を追尾
【モスクワ8日共同】ロシア国防省は8日、爆撃機ツポレフ22M3の二機が同日、演習の長距離訓練飛行で日本海上空へ向かい、緊急発進した日本の航空自衛隊のF15戦闘機計四機に2回にわたり追尾されたと発表した。
欧米と対立を深めるロシアは昨年から戦略爆撃機の長距離飛行訓練を再開。
欧米の戦闘機が緊急発進して追尾されるケースが相次いでいるが、日本の自衛隊に追尾されたとロシア側が表明するのは異例。
ロシア国防省は、領空侵犯はせず飛行は国際法に従っていると説明。
戦闘機スホイ27二機が爆撃機を護衛して飛行したとしている。
爆撃機は極東の沿海地方から飛び立ち、空自の千歳基地から発進したF15二機に30分間、百里基地(茨城県小美玉市)から発進したF15二機に4分間、追尾されたという。
日本の防衛省は「六機が緊急発進して追尾した。領空侵犯はなかった」としている。
081009 空自F15が発進 ロ爆撃機を追尾