200704 少女像周辺 集会を禁止 「感染防止」理由
’20/07/04付北海道新聞朝刊6面の記事
少女像周辺 集会を禁止
「感染防止」理由
【ソウル時事】在韓日本大使館があるソウル市鐘路区は3日、大使館前の慰安婦少女像周辺での集会を同日から禁止すると発表した。
新型コロナウィルス感染防止が目的。
ただ、少女像周辺では最近、集会開催をめぐり、慰安婦支援団体と像撤去を求める市民団体の衝突が懸念されており、事態悪化を避ける狙いがありそうだ。
集会が禁止されたのは、大使館付近一帯の道路や歩道。
新型コロナ対策で韓国政府は2月、警戒レベルを4段階で最高の「深刻」に引き上げたが、禁止措置はこの警戒レベルが解除されるまで続き、違反した場合、主催者らに300万ウォン(約26万円)以下の罰金が科せられる。
少女像前では毎週水曜、慰安婦支援団体「日本軍性奴隷問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が日本政府への抗議集会を実施。
正議連をめぐっては元慰安婦の告発で、前理事長による寄付金の不正流用疑惑が浮上している。