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Cameraと散歩

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150114 居座る中国 戻れぬ漁場 「守れないなら米軍に」

新聞記事 G1

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150114の新聞記事

居座る中国 戻れぬ漁場
「守れないなら米軍に」


「あそこはいい漁場なんだ。このままでは中国人が根こそぎ魚を捕ってしまう」。
フィリピン・ルソン島西岸のスービック湾に面した小さな漁港。
12歳から漁をしてきたロランド・カレストロさん(38)は、今は近寄ることさえできなくなった遠い海域に目を向けながら、やり場のない感情を顔ににじませた。


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沖合約250キロの南シナ海に位置するスカボロー礁(中国名・黄岩島)周辺で、漁ができなくなったのは3年前からだ。
中国のサンゴ密漁船をフィリピン側が取り締まろうとしたのを発端に中国海洋監視船が居座るようになった。
中国側は建造物の建設に向け、この環礁にコンクリートブロックも設置した。


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スカボロー礁の周辺ではハタ科の高級魚ラプラプが捕れた。
収入がほぼ半減した今、沿岸の漁で生計を立てるしかないカレストロさんは言う。
「自前で主権を守れないなら、米軍に頼るのもやむを得ない」