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Cameraと散歩

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150418 「二度としない」平和をちかう

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’15/04/18付け道新こども新聞「週刊まなぶん」の記事から

「二度としない」平和をちかう

日本が日中戦争と太平洋戦争で負けてから70年がたちました。
多くの人が戦争で死んだので、日本は「二度とこんな思いをしたくない」と平和な国づくりをちかったのです。
そもそも戦争はなぜ始まったのでしょうか。


戦争 日本兵たちは


なぜ始まったの?
中国での支配広げ孤立


Q 日本が戦った国は。
A まず中国と戦い、それがアメリカやイギリス、オランダといった国々との戦争にもつながりました。
Q なぜ争いに。
A 中国東北部満州という地方の支配を、日本が強引に進めようとしたので、中国をはじめ、いろいろな国から反発を買ったのです。(※1)
Q くわしく教えて。
A 日本はロシアとの戦争に勝って(※2)満州の鉄道を手に入れていました。
不景気で生活に苦しむ人がふえ「石炭などの資源がゆたかで広大な満州を支配すれば、生活がよくなる」との考え方が政治家や軍人の間に広がりました。
その中で、日本軍は満州の鉄道の線路を爆破し、中国軍のしわざだと言って戦いをしかけました。(※3)
満州事変です。
さらに満州を中国から独立させ、(※4)実は日本人が政治を動かしていました。


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Q 世界の国々の反応は。
A 不満を持った中国からうったえを受けた国際連盟は、満州国の独立を認めませんでした。
日本は反発して国際連盟をやめ、世界の中で孤立していきました。
このころから日本では軍人などが自分の言い分を通すために政治家を殺す事件が次々に起こり、政治に対する軍人の発言力が強まりました。
国や軍のやることを国民が「正しくない」と言ったり、書いたりするのを制限するような動きも少しずつ広がりました。
その後、日本が中国で満州以外にも支配を広げようとしたこともあり、中国との本格的な戦争が始まりました。
日中戦争です。
それで中国を手助けするアメリカやイギリス(※5)との対立もいっそう深まったのです。


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Q ほかにも理由が?
A 日本が、ヨーロッパであちこちに軍を進めていたドイツやイタリアと、戦争で協力する三国同盟を結んだことも、対立がひどくなった理由です。
さらに日本は石油やゴムといった資源を求めて東南アジアフランス領インドシナに2回、軍を進めました。(※6)
このあたりを通じて、アメリカやイギリスが中国を助けるためにものを送るのをとめようとするねらいもあり、関係はさらに悪くなりました。
日本は石油の多くをアメリカから買っていましたが、アメリカは売るのをやめました。
話し合いもまとまらず、とうとう日本は戦争することに決め、ハワイの真珠湾マレー半島で攻撃をしたのです。
太平洋戦争の始まりです。
Q 勝てると思っていたの。
A 持っている資源の量にしても、戦争に使う道具である兵器をつくる力にしても、アメリカはけたちがいに大きかったのです。
でも、日本は日中戦争をする中で兵器をふやしていたので、短い期間の戦争なら勝てるという考えがありました。


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(※1) A 中国東北部満州という地方の支配を、日本が強引に進めようとしたので、ー なぜ
いろいろな国から反発を買ったのです。ー どうして
(※2) A 日本はロシアとの戦争に勝ってー なぜロシアと戦争を
(※3) A 日本軍は満州の鉄道の線路を爆破し、中国軍のしわざだと言って戦いをしかけました。ー どうして
(※4) A さらに満州を中国から独立させ、ー どうして
(※5) A 中国を手助けするアメリカやイギリスー なぜ
(※6) A さらに日本は石油やゴムといった資源を求めて東南アジアフランス領インドシナに2回、軍を進めました。ー どうして



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