Cameraと散歩

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081109 深圳で暴動 警察を襲撃

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'08/11/09 の新聞記事から

深圳で暴動 警察を襲撃

【香港8日時事】中国広東省深圳市で7日午後から8日未明にかけて、当局の二輪車取り締まりで死者が出たことに怒った群衆数千人が交通警察を襲撃する暴動が起きた。
地元のニュースサイト・深圳新聞などが伝えた。
中国では行政当局の不正や横暴に起因する騒乱が各地で起きているが、同市のような大都市では珍しい。

7日午前、二輪車が検問を突破。
現地当局職員がトランシーバーを投げたところ、運転していた男性の頭部に命中し二輪車は街灯に衝突、男性は死亡。
「交通警察官が人を殴り殺した」といううわさが広まったことから、群衆が交通警察の施設を襲った。
負傷者が出たかどうかは不明。



220831 北海道似湾編 カケス 6の1

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履 歴 稿    紫 影子  

北海道似湾編
  カケス 6の1


多盛老人の末子であった保君は、私と同年輩ではあったが、学校では早生れの私より一級遅れて居た。

私の家の附近には、向いに多盛老人の家が一軒きりと言った関係が多分にあったが、学校から帰ると保君と私は、いつも仲良く遊んだものであった。

私の家の裏に一度は開墾をしたことがあるらしい二段歩程の空地があったが、其処には一米程の背丈でヨムギの枯立が密生して居た。




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それは、私達が引越て来てから一週間程経過をした或る日の午后のことであったが、保君と私が、石蹴と言う競技的な遊びをして居た時に、私の名を裏の物置から母の声が呼んだので、「保君、一寸待ってくれ」と、タイムを要求して私が物置へ駈けつけると、「焚付けが無くなったから、裏の枯れたヨムギを折って来ておくれ」と、母が言いつけたので、「よっしゃ」と、裏へ行って枯れたヨムギを一本一本ポキンポキンと折って居ると、傍へ寄って来た保君が、「そのヨムギどうするのよ」と、聞いたので、「うん、これお母さんが焚付けにするのよ。」と私は答えた。
すると「よし、それならば俺も手伝ってやる」と言って保君は、私と少々離れた所でそのヨムギを手折り始めた。




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私が五十本程手折ったヨムギを、「これだけあれば良いかい」と言って、母へ差出すと、その枯ヨムギを私の手から受取った母が、「毎日使うんだから、もっと沢山取って欲しいわ。」と言って居る所へ、私の三倍以上の量を抱きかかえて来た保君が、「おばさん、焚付けにするのなら、雁皮と言ってとても良い木の皮があるよ、だけどおばさんが、この枯ヨムギで良いと言うのなら、俺、此処の奴全部取ってやるよ。」と言ってから、「俺うまいことを考えたんだ、今作ってくるから一寸待っとれよ。」と、その一抱えの枯ヨムギを母の前へ投げ出して自分の家へ走って行った。



081107 ダライ・ラマ側 中国が物別れ チベット自治問題

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'08/11/07の朝刊記事から

ダライ・ラマ
中国が物別れ チベット自治問題


【北京6日共同】中国共産党は6日までに終了したチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ十四世の特使との対話で、現行のチベット自治区の統治制度は断固変えないと表明、変更を求めるダライ・ラマ側の要求を拒絶した。
国営通信、新華社が同日、伝えた。

チベット自治の在り方をめぐる双方の対立の溝は埋まらず、対話は完全に物別れに終わった。

チベット問題は3月のラサ暴動で国際的な関心が高まったが、進展が得られなかったことで、亡命チベット人社会ではダライ・ラマの対話路線に批判が強まる可能性がある。
対話継続の是非などについて亡命チベット人の代表らで協議する緊急会議が17日から、開かれる予定。




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新華社によると、対話にはチベット問題を主管する統一戦線工作部の杜青林部長が出席。
杜部長は「中国は(少数)民族による地域自治制度を堅持する」と強調し「いかなる状況でもチベットの独立や半独立、形を変えた独立は認められない」と断言。
ダライ・ラマに対し、政治要求を根本的に改め、暴力活動の扇動やチベット独立画策の動きを支持しないよう警告した。

特使側の主張については明確に伝えられていないが、連邦制や香港式の「チベット民族による高度自治」を求めたもようだ。