'08/10/13の朝刊記事から
薬物中毒? 95歳死亡
茨城の民家 夕食後、2人一時重体
12日午前5時40分ごろ、茨城県常陸大宮市若林の飲食業寺門文男さん(74)の四男(24)から「おばあちゃんが息をしていない」と119番があった。
寺門さんの母のつるさん(95)が病院に運ばれたが死亡。
寺門さんの妻美江さん(65)と、大阪府河内長野市から来ていた妻のめい麻生幸子さん(33)は一時重体になったが、意識は回復したという。
病院での尿の簡易検査の結果、美江さんと麻生さんから薬物反応が出た。 県警は急性薬物中毒の疑いがあるとみて調べている。
同県警大宮署によると、家族は11日夜に夕食を食べた後、具合が悪くなった。
夕食は煮物のほか、マイタケや鶏肉が入った茶碗蒸し、ゆばの刺身などだった。
文男さんは仕事から帰宅した後、1人で煮物だけ食べたが、体調は崩さなかったという。 四男からも薬物は検出されなかった。
つるさんらに外傷はなく、県警は14日に司法解剖して死因を調べる。 寺門さん方は4人家族で、麻生さんが泊まりに来ていた。
救急隊が駆け付けたとき、美江さんが口から泡を吹いて倒れていた。 四男も一時体調不良を訴えたという。
081013 薬物中毒? 95歳死亡 茨城の民家 夕食後、2人一時重体