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190214 日本の抗議「理解不能」 天皇謝罪発言の韓国議長

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’19/02/14付北海道新聞朝刊7面の記事

日本の抗議「理解不能
天皇謝罪発言の韓国議長


【ソウル共同】訪米中の韓国国会の文喜相ムンヒサン議長は12日、天皇陛下による謝罪で慰安婦問題が解決するとした自身の発言に、安倍晋三首相らが抗議していることについて「到底理解できない」と述べた。

日本側の謝罪要求も拒否した。

ワシントンで韓国記者団と懇談した際の発言として、聯合ニュースが報じた。




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文氏は「心からの謝罪が一言あれば終わる話を、なぜ(日本側が)長い間引きずっているのかというのが私の話の本質だ」と強調。

自身が10年前から話してきた持論だとし「(元慰安婦の)被害者の最後の許しが出るまで(日本側が)謝罪しろということだ」と述べた。

日本政府が文氏に謝罪と撤回を求めていることについては「謝罪する事案ではない」と一蹴し、態度を硬化させた。




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「戦犯のご子息」 議長の音声公開 米ブルームバーグ

【ソウル共同】米ブルームバーグ通信は13日までに、韓国国会の文喜相議長が同通信とのインタビューで、天皇陛下の謝罪により慰安婦問題が解決すると発言した際の音声データを、写真と共に公開した。

文氏は韓国語で、陛下を「戦犯の、主犯のご子息ではないですか」と述べている。

音声は約15秒。

文氏は「日本を代表する王(天皇)が(元慰安婦への謝罪を)するのがいいでしょう。その方は近く退位されるというので。その方は戦犯の、主犯のご子息ではないですか」と説明した。

続けて「だから、その方が(元慰安婦の)おばあさんの手を1回握り『本当に間違っていました』という、その一言で全てが解決するのです」と発言した。

音声データは、同通信の取材内容が正確であることを示す目的で公開された可能性もある。
<この記事は、米ブルームバーグ通信の韓国国会文喜相議長天皇謝罪発言報道を文喜相議長が否定したことに対する米ブルームバーグ通信の反論。>

190429 香川県編 出生・私の父・私の母・父と素人芝居

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履 歴 稿    紫 影子

香川県

出生


私の出生を、父はその履歴稿に
1、明治35年2月7日午前7時、男子(二男)出生、義章と命名す。
産婆、鴨の庄の住、藤井時蔵の妻・ムメ
と記録している。




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私の父

私の父は長男であって、その出生を履歴稿に、
1、明治9年1月11日、綾歌郡加茂村字鴨232番戸に生る。
父 小三太  母 コムメ
と記録している。
注・加茂村は現在の坂出市加茂町

父は明治25年の3月28日に、現在は市政であるが、その当時は町政であった香川県坂出高等小学校を卒業して、その年の5月に愛媛県尋常中学校(別に校名があったろうと思うが、父の履歴稿には、このように記録していある)に入学したのだが、翌26年の2月に中途退学をしている。

父は、その中途退学の理由を、病弱であった慈母の病状が悪化したので呼び戻されたので、事情止むを得ないものがあったのだが、その当時は残念でたまらなかったと、その当時を回想しては、時折、私達子供等に聞かせていた。

中途退学をして帰郷をした父が、母と結婚するまでの履歴稿には、つぎのような事項が記録されている。

1、明治26年4月、天満宮に於て郷友と共同し、素人芝居を奉納す。自分その俳優の1人たり。
1、同年5月、氏神祠前に於て、右芝居を方のせり。
1、同年7月30日(旧6月18日)、慈母永眠されたり。
1、明治27年4月6日より、加茂村尋常小学校に教員として奉納す。
1、同年5月31日(旧4月27日)妻を娶る。




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私の母

私の母は明治10年生れの人であって、讃岐富士と称されて居る飯野山の麓に近い、綾歌郡法勲寺村と言う所に店舗を構えて、肥料問屋を営んで居た福井家の長女であったが、その資性は、温厚貞淑な人格の中に、強い忍耐力と克己心の持主であった。




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父と素人芝居

父は7歳の時から大学に始まった四書五経と言う漢学を学んだ、と言うことを、その履歴稿に記録をして居るが、その影響によったものか、性格がきわめて謹厳且実直な人であった。

しかしその面、生花と茶の湯の免許を持って居て雲溪と号して居た。

また、琴、三味線、尺八と言った音曲にも長じて居て、訪問客と盃を交す酒宴の席で、尺八の吹奏をしたり、口三味線や手拍子に合せて舞い踊る父の姿を、少年の日の私はしばしば見ている。

そうした父が、郷友と共演をしたと言う奉納芝居の役柄は、富士の裾野で仇討をした、曾我十郎の役であったらしかった、と言うことは物心ついた5、6歳頃からの私は、自宅で催した酒宴の席で、宴が酣ともなれば、来訪の友人達から「春駒の兄弟を是非」と言って所望されると、千鳥足の父が、十郎の所作と声色で宴席を賑わして居たことが、未だに判然と私の記憶に残って居る。

とにかく私の父と言う人は、謹厳実直であった反面に、巷間俗に言う通人でもあったらしかった。



撮影機材
Nikon FA



190213 謝罪要求の韓国議長 対日関係改善「米が仲介を」

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’19/02/13付北海道新聞朝刊8面の記事

謝罪要求の韓国議長 対日関係改善「米が仲介を」

【ソウル時事】訪米した韓国の文喜相ムンヒサン国会議長は現地時間の11日、サリバン国務副長官と会談した。

韓国メディアによると、文氏は席上、悪化している対日関係について「互いにある程度、譲歩して乗り越えなければならないが、今回はそれができず、仲介者が必要だ」と指摘、「米国が従来のように、仲介者として乗り出すよう願う」と述べた。




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また、「過去を忘れることなく、直視しながら、未来志向で進んでいかなければならない」と主張した。

サリバン氏は「北朝鮮とは別の問題もある。日本との関係は重要だ」と切り出し、「今後、韓日関係(の懸案)が解決されるとみているか、対話や交渉は可能なのか」と文氏に問いかけたという。




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文氏は訪米に先立ち、慰安婦問題で天皇陛下の謝罪が望ましいとの見解を表明した。

国会報道官室によると、文氏は11日、「慰安婦問題では、被害者が納得し得る心のこもった謝罪が優先されなければならない」と記者団に強調。

「日本側は数十回、謝ったと主張しているが、私が見た限りでは、そのような(謝罪をした)ことはない」と語った。




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韓国外務省が議長発言擁護

【ソウル共同】韓国外務省報道官は12日の定例記者会見で、旧日本軍の従軍慰安婦問題天皇陛下による謝罪で解決するとした韓国国会の文喜相議長の発言について「被害者の名誉や尊厳、心の傷を癒すためには、日本側が誠意ある姿勢を見せる必要があるとの点を強調する趣旨と理解している」と擁護した。

韓国最高裁が日本企業に賠償を命じた韓国人元徴用工訴訟を巡り、日本政府が日韓請求権協定に基づいて政府間協議を要請し、回答を督促していることに対しては「綿密に検討中だ」と述べた。


190428-190213日韓関係米仲介