’21/01/16付北海道新聞朝刊9面の記事
日韓局長、折り合わず
元慰安婦判決 テレビ通じ協議
日韓両政府は15日、外務省局長協議をテレビ会議方式で行った。
元慰安婦訴訟で日本政府に賠償を命じたソウル中央地裁判決を巡り、日本側は国際法違反だとして改めて抗議し、是正措置を求めた。
韓国側は「裁判所の判断を尊重する」とした上で、政府の立場を説明した。
双方の主張は折り合わず、意思疎通を続ける方針では一致した。
日本側は船越健裕アジア大洋州局長、韓国側は金丁漢アジア太平洋局長が参加した。
韓国政府は8日に外務省報道官の論評として、判決の尊重に加え、日本側と「建設的で未来志向的な協力が続くよう努力を傾ける」と表明。
金氏は、こうした考え方について話した。
210116 日韓局長、折り合わず 元慰安婦判決 テレビ通じ協議