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081107 「最年少」28歳 国王が戴冠式 ブータン

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'08/11/07の朝刊記事から

「最年少」28歳 国王が戴冠式 ブータン

ティンプー6日共同】ヒマラヤの山岳国ブータンの首都ティンプーの王宮で6日、ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王(28)の戴冠式が行われ、正式に即位した。
ブータン政府当局者は、世界最年少の君主としている。

国王は父である前国王から2006年12月に譲位された。
ブータンでは今年3月に初の総選挙が行われ、7月には絶対王制から立憲君主制に移行。
民主化プロセスの終結を受け、内外に正式即位を披露した。




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戴冠式では、吉兆を意味する8つの宝を象徴する品々などが僧侶から国王に授けられ、祝福を示す白いスカーフが渡された。
式には、隣国インドのパティル大統領やブータン大使を兼務する日本の堂道秀明・駐インド大使らが列席した。

憲法で国民の精神や文化面の幸福度を追求する「国民総幸福量」の強化を定めているブータンでは「国王の即位を国民とともに祝う」(ブータン政府)ことを旨とし、華美な祝典は行わず、国民による歌や踊りなどの祝賀行事が12月中旬まで続けられる。