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200526 元慰安婦「利用された」  支援団体前理事長を批判

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'20/05/26付北海道新聞朝刊10面の記事

慰安婦「利用された」 支援団体前理事長を批判

【ソウル上家敬史】元従軍慰安婦の支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の不透明な会計処理を今月上旬に告発した元慰安婦の李容洙さん(91)が25日、韓国南東部・大邱市で記者会見を開いた。

国庫補助金や寄付金の流用疑惑が浮上している正義連の前理事長・尹美香氏(55)について「慰安婦を利用した」と批判。

検察当局による疑惑解明に期待感を示した。




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正義連を巡っては、補助金の不適切な受給や元慰安婦向け保養施設の不審な入手経緯などが発覚し、検察が横領や背任の疑いで捜査を進めている。

李さんは一連の疑惑に関し「あまりにも考えられないことが(報道で)出た。(解明は)検察の仕事だ」と述べた。

李さんは今月中旬に、尹氏から直接謝罪を受けたことにも触れ「彼女が何に対して謝罪したのかわからない。私は許した覚えはない」と説明。

「罪を犯せば、罰を受けなければならない」と語った。

尹氏が先の総選挙で与党系の比例政党から当選したことについては「私利私欲」によるものだと強く非難した。




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正義連は1992年から毎週水曜日にソウルの日本大使館前で抗議集会を開いている団体として知られる。

李さんは5月7日の記者会見で「憎悪だけを教えている」として集会の廃止を訴えたが、この日は「中断すべきではなく、やり方を変える必要がある」と主張。

日韓の学生に慰安婦問題を正しく伝えることが重要だと改めて強調した。



200828-200526元慰安婦利用された10面