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200731 「日本の良き理解者」  李登輝元総統死去 道内から悼む声

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'20/07/31付北海道新聞朝刊27面の記事

「日本の良き理解者」
 李登輝元総統死去 道内から悼む声


台湾の李登輝元総統が亡くなった30日、親交のあった道内の関係者も追悼した。




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李氏が2014年に道内を初めて訪れた際、札幌で懇談したJA北海道中央会前会長の飛田稔章さん(73)は「北海道からナガイモなどの農産物を輸出している話をすると非常に喜んだ。日本とのつながりに強い思いがあり、親しみを持てる人だった」と惜しんだ。

同じく懇談に参加した自民党伊東良孝衆院議員(道7区)は札幌農学校出身の新渡戸稲造が著した「武士道」の解説書を李氏が執筆したことを思い返し「日本人以上に日本の心を持つ人で、ご自身も実践されていた。良き理解者を失い、大変残念だ」と語った。

日本と台湾の交流団体「日本李登輝友の会」の菅原洋・北海道道支部長(64)は「巨星落つという言葉以外出てこないほど喪失感が大きい」としのんだ。

「今後も支部を存続させ、日台友好の活動を続けたい」と話した。(生田憲、 村田亮、金子文太郎)



201213-200731日本の良き理解者